5 欲望

自分が支配者になったら欲望を抑えるから現支配者も抑えてもらう、と考えるべきであって
自分が支配者になったら欲望をすべて満たすから、今の支配者も満たすべきである、と考えてはいけない。

自分の欲望が強く、実現したいので怖いものとは戦わない。
欲望が見事に自身が臆病であることの「言い訳」になっている。

時間を止められたら?
王様になったら?
こうしたことはすべてフィクションである
社会のない人類などあり得ない
そのように空想することによって
自らの欲望を肯定し、また支配者の奴隷となることの言い訳にしてるのである。

戦いから逃れている
(自分も許されるだから、支配者も許される)
フィクションを根拠にしてはいけない
あなたは王でも魔法使いでもないし
あなたは実際の王も魔法使いも知りはしない
嘘や空想でありファンタジーである。
欲望を好き放題実現できる地位などありはしない。
常に必ず周りには人間が要るのだ。

そしてこの世はこのことを煽ったコンテンツで満ちている
支配者の都合が良いからだ。弱気になるな。