1 はじめにー弱気になるな

弱気は奴隷である。

釈迦は言った「生きるものはみな幸福であれ。」

自分が可哀想などと思ったらその瞬間に奴隷が始まる。

そしてそう思っている限り奴隷である。

弱気とは奴隷を受け入れている事である。

誰一人奴隷になってはいけない。

小学生と殴り合いのケンカをするとして、弱気になったら敗けである。

相手に恐怖し、逆らわないと心の底から思うことだからである。

手足を縛られ、海中に投げられたとしても、弱気になれば後は死ぬだけである。

なんとかして生存する方法を迷いなく考えるべきである。

弱気にならない、つまり強気であると言うことは

魂の根元の問題である。

なにかに対して「可能だ」と思う根源であるからである。

こういうわけで、何が起ころうと弱気にだけはなってはいけない。